NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
リーチは北海道に在籍していた昨年来、3着を外したのは道営スプリントの5着だけ。佐賀移籍後は2連勝で、前走ゴールドスプリントは直線先頭に立ったロンドンテソーロを差し切っての完勝だった。目下の好調ぶりからここでも期待は大きい。
明けて11歳初戦となるのが川崎から遠征のベストマッチョ。昨年のこのレースこそ6着だったが、その後は各地への遠征も含め5戦すべて3着以内と衰えはなさそう。昨年10月の兵庫ゴールドカップでは、ほとんど勝ったかに思えたが、高知のダノンジャスティスの強襲に屈した。地方馬同士ならまだまだやれる。なお吉原寛人騎手はここを勝つと、現存する地方競馬(ばんえいを除く)全場での重賞制覇という偉業となる。姫路開催は日数が限られるだけに、ぜひともここで勝っておきたいところだろう。
地元兵庫勢の期待はタイガーインディ。昨年は摂津盃2着、姫山菊花賞3着と、ともに勝ち馬とそれほど差のない好走。1400メートルにも実績があり重賞初制覇の期待だ。
兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIで着順こそ6着だが勝ち馬とコンマ6秒差だったバーニングペスカ、中央3勝クラスからの転入初戦を制したオーバーディリバーなども差はない。
テイエムサウスダンは、佐賀移籍初戦での遠征。ここ1年以上結果が出ていないが、1400メートルのダートグレードで5勝という実績は侮れない。
◎2リーチ
◯11ベストマッチョ
▲10タイガーインディ
△12バーニングペスカ
△8オーバーディリバー
△5テイエムサウスダン
兵庫ウインターカップの出走表はこちら