NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
過去10年で兵庫勢が4勝と優勢で、今年も4頭が遠征してきた。
バーニングペスカは昨年同舞台のサマーカップは4着だったが、その後地元園田で1400メートル戦を連勝。名古屋に遠征したゴールド争覇が2着で、兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIは着順こそ6着だが勝ち馬とは0秒8差なら評価できる。前走兵庫ウインターカップは5着だが、南関東や佐賀から重賞実績馬の参戦があったことを考えれば評価を下げることにはならない。ここにきての充実ぶりなら9歳でも重賞初制覇のチャンスだ。
このレース連覇を狙うのがサンロアノーク。兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIは、6着バーニングペスカに1馬身ほどの差で8着だったが、前走を勝って臨む一戦だけに調子落ちはなさそう。
あっさり圧勝というシーンがあっても驚けないのが地元笠松のマラードザレコード。中央3勝クラスから転入初戦となった前走が、4コーナーまで3頭の争いから直線抜け出して完勝。勝ちタイム1分25秒5(良)は、過去10年の白銀争覇の勝ちタイムより速い。
ウインドケーヴは一昨年3歳8月から連続連対を続け、今回は古馬重賞初挑戦で力試しの一戦。
正月の名古屋記念で久々の重賞制覇となったブンブンマルだが、今回は1ランク上のメンバーが揃った。
テーオーターナーは、重賞初挑戦となった名古屋・ゴールド争覇は差のある4着だったが、2着バーニングペスカと2馬身ほどの差。連下争いなら。
◎11バーニングペスカ
◯6サンロアノーク
▲1マラードザレコード
△8ウインドケーヴ
△4ブンブンマル
△2テーオーターナー
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