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斎藤修NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。

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 ナナカマド賞を障害先頭から押し切ったホクセイポルシェが十勝産駒特別ではトップハンデが影響してか3着に敗れたため、ここには不在となった。
 その十勝産駒特別でウルトラコタロウにわずかに及ばず2着に敗れたアヤノダイマオーだが、続く2歳A-1戦ではトップハンデながらウルトラコタロウをゴール寸前でとらえて勝利。ナナカマド賞2着以降、この世代の上位クラス同士の対戦で3着以内を外しておらず、ここにきての充実ぶりがうかがえる。ただ差し勝負の脚質に加え、1番枠というのは、先週あたりからの馬場傾向では有利とはいえず、あくまでも連軸としての狙い。
 ライジンサンはナナカマド賞こそ6着だったが、釧路産駒特別を制し、続く2歳A-1戦と連勝。その勝ちタイムが1分36秒7。今のスピード馬場は合っていそう。
 十勝産駒特別を勝ったウルトラコタロウは、続く2歳A-1戦では障害を降りてすぐ先頭に立ったが、アヤノダイマオーの末脚に屈した。ややムラのあるタイプだが、十勝産駒特別では1分34秒0というスピード決着を制しているだけにここでも上位争い。
 メンバー中最多の6勝を挙げているミチシオだが、北見産駒特別を勝ったあとの2戦がいまひとつ。とはいえその2戦はトップハンデで、今回は有力牡馬の7頭が600キロと、重量的にはほぼ同じ条件。巻き返してくる可能性はある。
 ナナカマド賞4着でその後も善戦が続くグランドスターダム、ナナカマド賞は7着もその後2連勝で南北海道産駒特別を制したフレイムファーストらもここにきて力をつけた。
 ◎1アヤノダイマオー
 ◯8ライジンサン
 ▲2ウルトラコタロウ
 △7ミチシオ
 △6グランドスターダム
 △10フレイムファースト
 
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2023/12/29
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