お知らせにあるように、走路悪化によりダートに変更して行われる。川崎から3頭、金沢から1頭の遠征馬は、おそらく芝を期待しての遠征と思われるが、川崎の3頭はいずれも川崎の開催ごとに行われている900メートル戦を中心に出走しているので、ダート変更はむしろプラスになる可能性はある。
プリモジョーカーは昨年のこのレースに出走して5着。今年5月以降は地元川崎の900メートル戦のみを使われ、A2準重賞こそ8着だったが、その後自己条件で好走を続け、前走A2B1特別ではハナ+クビ差というきわどい3着。このメンバーでは能力上位。
ダイセンメイトは前走トライアルのハーベストカップで2着と好走しての参戦。ダート変更にはなったが、盛岡ダートの短距離と水沢850メートル戦で、B1クラスまでではあるが、底を見せていない成績。相手強化の一戦ではあるが、盛岡ダート1000メートルで59秒1という持ちタイムなら期待大だ。
川崎のマッドシェリーは、今回芝初挑戦となるはずが、ダート変更となってしまった。近走、川崎900メートルのA2以下特別や準重賞での好走は能力最上位といえる。ただ神尾香澄騎手ではこれまで★4キロ減のところ、今回は重賞ゆえ減量がなく55キロでの出走でどうか。神尾騎手には重賞初制覇のチャンスではある。
昨年のこのレースは北海道からの遠征で制したケイアイサクソニーだが、今回は岩手に移籍して連覇を目指す。ただ今回はダート変更になってどうか。
ソロフレーズは前哨戦のハーベストカップが、2着ダイセンメイトにクビ差3着。ダート戦は、昨年やはりダート変更になったOROターフ特別5着以来。ダート変更はやはり割引だろう。
◎10プリモジョーカー
◯12ダイセンメイト
▲3マッドシェリー
△8ケイアイサクソニー
△5ソロフレーズ
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