シゲルタイタンは中央オープンのダート1400メートルで2着という実績があり、南関東を経由して転入。南関東の重賞では2戦とも二桁着順だったが、それでも勝ち馬から2秒以内の差。佐賀コースが合うかどうかはやってみないとわからないが、ここでは能力上位と見る。
佐賀での実績上位はロンドンテソーロ。吉野ヶ里記念こそ6着だったものの、その後短距離で2、1、1着。前走900メートルの佐賀オータムダッシュが圧巻の5馬身差で、距離は短ければ短いほどよさそうだが、2走前1400メートルの日向灘特別の勝ちタイムが1分28秒9。ここ2年ほどの地元同士の古馬1400メートルの重賞の勝ちタイムを見ると、おおむね1分28秒台後半から29秒台なだけに、重賞で勝ち負けの能力はある。鮫島克也調教師はテクノゴールドでの九州ダービー栄城賞に続いて重賞2勝目の期待。
今年吉野ヶ里記念でリュウノシンゲンに3/4馬身差まで迫って2着だったのがエスケイファースト。その後、1750メートルの九州チャンピオンシップ5着は度外視として、JpnIIIのサマーチャンピオンは地元最先着で、走破タイム1分28秒1なら、ここでも期待できそう。
2歳時から3歳春のたんぽぽ賞まで快進撃だったタケノサイコウだが、九州ダービー栄城賞4着以降はムラのある成績。しかしながら前走日向灘特別でロンドンテソーロとクビ差の接戦を演じており能力差はなさそう。
1300から1800メートルまで、距離を問わず好走を見せるグローリーは、昨年のロータスクラウン賞4着以来の重賞挑戦でどうか。
シノジマニヨラサイは、名古屋から転入後、8戦6勝、2着3着各1回という快進撃。前走初めてのA1・A2特別は5着だったが、強敵相手に巻き返しなるかどうか。
◎5シゲルタイタン
◯4ロンドンテソーロ
▲10エスケイファースト
△7タケノサイコウ
△2グローリー
△6シノジマニヨラサイ
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