中央地方問わずダート1200メートルの舞台でのリュウノユキナの走りは安定している。2020年9月のながつきステークス以降の3年間、ダート1200メートルで17戦して連対を外したのは、昨年の北海道スプリントカップJpnIIIでの3着と、サウジ遠征での6着だけ。前走東京スプリントJpnIIIも直線行き場をなくしたようなところから外に切替えて差し切るという、着差以上の強さで8歳でも衰えのないところを示した。中央の若い4歳勢も強力だが、連軸としての信頼はゆるぎない。
昨年無念の競走除外だったのがリメイク。カペラステークスJpnIIIではリュウノユキナに4馬身差をつけて勝っており、前走プロキオンステークスGIIIではドンフランキーにクビ差及ばなかったとはいえ、そのときあった1kg差が今回は同じ55kgで有利になった。
地方初参戦のドンフランキーだが、ここまでダート1400メートル以下では8戦して連対を外したのは1度だけ。今回はスペシャルエックスとの先行争いがカギになりそう。
このレース連覇を狙うのがオーロラテソーロ。東京盃JpnIIでも3着に好走したあといまひとつの成績が続いたが、前走松風月ステークを差し切って勝利。復調して臨む一戦だけに連覇の可能性も。
地方馬では北海道勢に期待できそう。昨年、道営スプリントを制して北海道の短距離頂点に立ったスティールペガサスは、北海道スプリントカップJpnIIIでも3着としっかり成績を残した。
3歳のスペシャルエックスは、今シーズン初戦から古馬との対戦をつづけ、前走グランシャリオ門別スプリントではスティールペガサスをクビ差で抑えて逃げ切り。3歳ゆえの52キロという斤量は魅力だ。
◎5リュウノユキナ
○8リメイク
▲6ドンフランキー
△10オーロラテソーロ
△13スティールペガサス
△14スペシャルエックス
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