NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
グランダム・ジャパン古馬シーズンのラス前で、目下30ポイントでトップのダノンレジーナに、20ポイントで3位のグランパラディーゾ。ビューチフルドリーマーカップを勝って25ポイントで2位のサルサディオーネは最終戦のレディスプレリュードは右回りゆえ出て来ないだろうから、ここを勝ったほうが古馬シーズン女王に向けて優位に立ちそう。
ダノンレジーナは佐賀ヴィーナスカップ、兵庫サマークイーン賞を連勝。一方のグランパラディーゾは読売レディス杯を勝利。佐賀ヴィーナスカップでダノンレジーナに2馬身差の2着だったアルコレーヌは、読売レディス杯ではグランパラディーゾに同じく2馬身差で2着。アルコレーヌをものさしにすればどちらも同じ能力といえる。
レース内容を見ると、2連勝ともに他馬を子供扱いにしたダノンレジーナのほうが能力は上に思える。とはいえグランパラディーゾも中央から転入3戦目で上積みも考えられる。◎○の順番はつけたがどちらとは言い難く、雌雄を決する対戦といえそう。
クーファアチャラは中央2勝クラスから門別に移籍し、1600メートルのヒダカソウカップを勝って、1800メートルのノースクイーンカップが2着。前走1200メートルのA1特別を勝っているだけに、ノースクイーンカップより距離短縮になるのはよさそう。南関東2強の間に割って入れるかどうか。
中央2勝クラスから笠松への転入初戦を勝ったチュウワフライヤーは未知の魅力がありそうだが出走取消となってしまったので、兵庫サマークイーン賞でダノンレジーナの3着だったデンコウハピネスが3着争いまで。
◎10ダノンレジーナ
○12グランパラディーゾ
▲8クーファアチャラ
△9デンコウハピネス
秋桜賞の出走表はこちら