NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
中央3勝クラスから転入したマイネルアストリアは、初戦となった赤松杯では、川崎からの移籍初戦だったヴァケーションをクビ差で振り切って勝利。続くシアンモア記念は5着だったが、逃げ馬をピタリとマークして3コーナーでつかまえたが、後続に早めに来られる厳しい展開。そこで先着された4頭が今回は揃って不在となり、1900メートルへの距離延長もプラスと見る。
リリーモントルーは昨年春に中央2勝クラスから転入し、岩手では11戦6勝。昨年の青藍賞でヒガシウィルウィンの3着という実績なら、今回のメンバーなら勝機は十分。1900メートルへの距離延長も歓迎だ。
ジェイケイブラックは、昨年夏には調子を落としたが、8月31日以降は冬休みを挟んで6戦すべて3着以内。北上川大賞典で3着があり、今回のメンバーなら能力上位。
モレッキは中央2勝クラスから転入2走目となった前走桜花特別でリリーモントルーの4着だったが、差はコンマ3秒。その桜花特別で2着だったソロフレーズは、長期休養明けとなっての2戦が見せ場がなかったが、馬体を絞って調子を戻してきた。2頭とも印上位と能力差はそれほどなさそう。
船橋から転入初戦となるマコトガラハッドは、4月の2戦の大敗が気になるが、それ以前の成績なら一発あってもおかしくない。
◎3マイネルアストリア
○4リリーモントルー
▲8ジェイケイブラック
△1モレッキ
△10ソロフレーズ
△11マコトガラハッド
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