NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
今年10歳になったノボバカラだが、昨年9歳時にも東京スプリントJpnIII・4着、かきつばた記念JpnIII・5着など、ダートグレードでも好走していた実力。昨年末の兵庫移籍初戦は2着だったが、今回はほかにアスタークライ(2018年新春盃)しか重賞勝ち馬がいないというメンバー。走り慣れた小回りでコーナー4つの1400メートル戦なら、実績、実力、経験、いずれも抜けた存在だ。
相手筆頭も兵庫から遠征のヘルシャフト。11月の園田初戦は、中央3歳時に伏竜ステークスを勝って以来1年8カ月ぶりの実戦で3着。2戦目となった前走では5着と着順を落としたのものの、勝ち馬からはコンマ7秒差。今回はノボバカラ以外、相手が軽いメンバーなら上位を狙える。
ニホンピロヘンソンは、前走笠松グランプリはさすがに全国の強敵相手で10着だったが、一昨年中央3勝クラスから転入して以降、10戦連続で3着以内を継続していた。一昨年のくろゆり賞で2着という笠松での重賞実績もあり、あらためて実力が試されるところ。
イルティモーネは2019年の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIで2着という実績。昨年移籍した岩手では結果を残せなかったが、秋に笠松転入後は1600メートルのA級特別で1着、2着。重賞実績馬が限られたこのメンバーなら上位食い込みも。
南関東B級から転入2戦目となるタイセイグリード、中央から転入後A級特別で5戦3勝のインシュラーらは強敵相手に上位食い込みまであるかどうか。
◎3ノボバカラ
○7ヘルシャフト
▲10ニホンピロヘンソン
△6イルティモーネ
△1タイセイグリード
△9インシュラー
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