過去20回の歴史で地方馬の勝利が一度もないこのレースだが、07年からハンデ戦となったこともあって2着、3着はたびたびあり、2017年以降の近4年でも毎年地方馬が2着か3着に入線。地元兵庫所属馬も、18年に51キロのキクノステラが3着、19年には52キロのイルティモーネが8番人気で2着に入った。
今回は地元の3歳馬イグナイターに期待する。兵庫移籍後、地元1400メートルは4戦4勝で、トップクラスが相手ではないとはいえ大差圧勝が3回。稍重だが1分27秒台の持ちタイムもあり、それで今回ハンデ52キロなら中央馬相手でも勝負になる。
地方の1400メートルで実績上位は、テイエムサウスダンとラプタス。テイエムサウスダンは2歳時に園田コースの実績もあり、展開にかかわらず地方では崩れることもなく、1キロのハンデ差もあって上位にとった。
トップハンデは59キロのラプタス。昨年のこのレースはスタートで大きく躓いて後方からとなったが、それでも3コーナー手前から一気のまくりで見せ場をつくっての3着。今回はイグナイターとのハナ争いがどうかだが、どちらも必ずしも逃げなければいけないタイプでもない。今回は初めて背負う59キロがどうか。
1200メートルで実績を重ねたヒロシゲゴールドだが、1600メートルの南部杯JpnIでも積極的なレース運びで2着と健闘。今回は初めて経験する地方のコーナー4つの1400メートルがどうか。
昨年秋から短距離で実績を重ねてきたイダペガサスも52キロならチャンスあり。
メンバー中、唯一のJpnI勝ちがあるワイドファラオに57.5キロは恵まれた感もある。
◎6イグナイター
○5テイエムサウスダン
▲11ラプタス
△8ヒロシゲゴールド
△10イダペガサス
△2ワイドファラオ
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