NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
笠松から遠征のドミニクに期待する。新馬戦を勝ったあとの秋風ジュニアは2着だったが、1馬身半先着されたシルバは、その後ジュニアクラウンも6馬身差で圧勝してデビューから3連勝と底を見せていない。ラブミーチャン記念は3着だったが、勝った金沢のエムティアンジェはその後地元の金沢ヤングチャンピオンも勝利、2着は園田プリンセスカップを制していた北海道からの遠征馬だった。それら強敵相手に揉まれた経験は生きると見る。
地元名古屋勢は、今回の出走メンバー中8頭が出走していた11月16日のJRA認定セレクトゴールドで単勝1.8倍の断然人気に支持されたミトノオオイが最下位に敗れたことで、一転混戦となった。ミトノオオイは1600メートルの1番枠ながら、大外のパピタにハナを叩かれ、北海道からの転入初戦で5着に敗れたとき以来の砂をかぶる競馬。3コーナー過ぎで完全にレースをやめてしまった。それが実力ではないことは明らかだが、その反動の心配もあり、今回は▲まで。
そのセレクトゴールドは3着だったが、10月13日のセレクトゴールドでミトノオオイを負かすなど、安定して成績を残しているエムエスムーンを○にとった。
前述11月16日のセレクトゴールドで好位から差し切ったレイジーウォリアーに、逃げて2着だったパピタ。さらに11月2日のセレクトゴールドでパピタをハナ差で負かしていたゴールドスノーらは勝ったり負けたりで能力的に差はない。
◎11ドミニク
○12エムエスムーン
▲3ミトノオオイ
△10レイジーウォリアー
△9パピタ
△8ゴールドスノー
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