NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
ビーザベストは2歳時のデビュー戦2着のあと9カ月のブランクがあり、5月に復帰して2着のあと目下4連勝。前走、このレースのトライアル・クリスタル賞では、古馬B2特別を勝っていたエイシンビッグボスをゴール前で差し切った。その勝ちタイム1分52秒7は、不良馬場とはいえ、園田1700メートルではメンバー中最速。春の三冠には間に合わなかったものの、遅れてきた大物という可能性はある。
ホッカイドウ競馬でデビューしたエイシンビッグボスは、盛岡芝のジュニアグランプリ2着のあと兵庫に移籍。7カ月のブランクがあって復帰し、その後園田で6戦4勝、2着2回。前走クリスタル賞はゴール前でビーザベストに差し切られたとはいえ、3着馬に4馬身差をつけた。今回も逃げてマイペースに持ち込み、雪辱のかかる一戦だ。
オリエンタルメラクは中央未勝利から転入して6戦すべて3着以内。2走前の1400メートル戦では1分30秒を切る好タイムで勝ったが、園田では1400メートルしか経験していないうえに、一気の相手強化でどこまで。
インプルーヴも中央未勝利から転入し、3歳条件戦で堅実に勝ち上がったが、クリスタル賞では◎○に対してやや差のある3着。逆転まではどうだろう。
のじぎく賞を制したクレモナは高知優駿3着以来2カ月半ぶりの実戦でどうか。
石川ダービー2着のあと高知優駿が11着だったビルボードクィーンは、金沢から転入初戦となった古馬B1特別が8着。園田2戦目での巻き返しがあるかどうか。
◎8ビーザベスト
○4エイシンビッグボス
▲6オリエンタルメラク
△7インプルーヴ
△3クレモナ
△2ビルボードクィーン
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