スペルマロンは黒船賞のあとの3戦がいずれも楽勝。ますます充実を見せ、能力的には頭ひとつ抜けている感じ。ただ1300、1400メートルではやや安定感に欠けるところがある。とはいえ好位から抜け出しという安定したレースぶりだけに大きく崩れることはないだろう。
アイアンブルーは、今年1月の大高坂賞でスペルマロンを差し切った。ただ直線勝負の脚質だけに、展開に左右されるところがある。高知1300、1400メートルは5戦して4連対。あとは展開がハマるかどうか。
エイシンビジョンは下級条件からクラスを上げ、前走高知では初めてのA-1特別戦で、2番手から早め先頭で楽勝。3走前には好タイムで1300メートルの勝ち星がある。今回、高知では重賞初挑戦でも勝ち負けまで期待できそう。
ツクバクロオーは、休み明けの前走がアイアンブルーにアタマ差2着。叩き2戦目での上積みがあれば。
マイネルエスパスは中央3勝クラスの実績で、転入後は下級条件から徐々にクラスを上げて前走がB-3勝ち。昨年6月に不良馬場ではあるものの高知1300メートル1分21秒6は、メンバー中最速の持ちタイム。一気の相手強化でどこまでやれるか。
◎4スペルマロン
○1アイアンブルー
▲10エイシンビジョン
△5ツクバクロオー
△3マイネルエスパス
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昨シーズン前半に重賞3連勝の快進撃を見せたミノルシャープの調子が戻ってきた。2走前の北斗賞は7着だったが、障害は2番手でクリアしていた。勢いのある若い有力馬3頭が別定10kg増のところ、増量なしの790kgなら障害早めから粘り込むと見る。1着固定ではなく、あくまでも連軸で高配当を期待。
メムロボブサップは今シーズンここまで1勝を挙げたのみだが、3着以内を外したのは初戦の1戦だけ。5歳世代最強として、ここは別定10kg増でも見せ場をつくれるはず。
今シーズン始動が遅れたセンゴクエースだが、復帰3戦目となった前走は障害の天板で詰まったものの、越えてからの勢いが抜群だった。障害次第の面はあるものの、離されずに越えてしまえばこのメンバーでも差しきれるだけの力はある。
ばんえい十勝オッズパーク杯を制したアオノブラック、北斗賞を制したキタノユウジロウは別定10kg増でどうか。
アアモンドグンシンは障害を超えられるかどうかがすべて。早めに越えられれば頭まで。
◎1ミノルシャープ
○8メムロボブサップ
▲7センゴクエース
△6アオノブラック
△5キタノユウジロウ
△3アアモンドグンシン
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タイセイブラストは昨年春に南関東から転入後16戦9勝で、3着以内を外したのは2度だけ。今シーズンは赤松杯、シアンモア記念でも中距離の一線級と対戦して4着、3着と善戦。前走栗駒賞は4番手の好位でレースを進め、満を持して直線で前をとらえ押し切った。盛岡1200メートルは昨年11月以来で、そのときは2着だったが、勝ったのがラブバレットなら仕方ない。前走栗駒賞が8歳での重賞初制覇だったが、重賞連勝に期待したい。
その栗駒賞は、前半3ハロンが35秒6で、後半が40秒3もかかったというハイペース。それを2番手で追走したのがツルオカボルト。それで3着はよく粘った。冬休み明け後は7戦して3着を外したのが一度だけと10歳でも衰えはなく、盛岡1200メートルにも実績があるだけに、好位で流れに乗れば勝ち負けまで期待できる。
ボタニークはB1級で3連勝のあと重賞初挑戦となった栗駒賞が5着。門別では条件戦とはいえ1200メートル戦で実績を残しており、前走で重賞の厳しいペースを経験しての上昇が期待できる。ただ前走がデビュー以来初めての左回りだっただけに、その適性がどうかは気になるところ。
キラットダイヤは中央2勝クラスから転入2戦目となった前走水沢850メートルの早池峰スーパースプリントで2番手から直線抜け出して完勝。中央では1000メートルで2勝したが、1200メートルは3回走っていずれも二桁着順。あらためて1200メートル戦でどうか。
スティンライクビー、シゲノブは、栗駒賞ではともに後方から直線伸びてそれぞれ4着、2着。今回も展開次第で上位食い込みも。
◎10タイセイブラスト
○3ツルオカボルト
▲5ボタニーク
△11キラットダイヤ
△2スティンライクビー
△8シゲノブ
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