NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
今年春にやや調子を落としたスペルマロンだったが、その後に復活。トレノ賞ではダノングッドに5馬身差をつけられての2着だったが、スタートでの落馬競走中止を挟み、前走珊瑚冠賞ではここでも断然人気となったダノングッドと真っ向勝負で4馬身差をつけて勝った。その勢いならここも最有力だ。
スリラーインマニラも8月の建依別賞では、ゴール前3頭の接戦でダノングッドを負かした。前走兵庫ゴールドカップの7着は、1コーナーを回るところで他馬がコーナーをまわりきれず大きく膨れたアクシデントに巻き込まれてのものだけに参考外。高知移籍後は短距離を中心に使われており、1600メートルはB級戦で1勝したのみ。そこが課題になるかもしれない。
ウォーターマーズは今年春にだるま夕日賞、二十四万石賞を制したが、休養明けの復帰戦となるはずだった9月のA-1特別が出走取消となり、今回は5月以来の実戦。万全の状態で臨めるかどうかが気になるところ。
この3頭が実績的に抜けている印象で、中央3勝クラスから移籍3戦目のマイネルオスカルに食い込む余地があるかどうか。
◎2スペルマロン
○5スリラーインマニラ
▲11ウォーターマーズ
△10マイネルオスカル
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