大井から転入初戦となるグランメガスマイルは、3歳特別戦で2着のあと、古馬B3クラスでも3着に好走しての転入。しかもその2戦が今回と同じ1800メートル戦。経験を積んで状態を上げての移籍。重賞勝ち馬がいないメンバーの6頭立てならチャンスは大きい。
ピアノマンも船橋から転入2戦目。南関東の重賞は6着が最高という成績だったが、転入初戦の東北優駿は、ハイペースの先行勢が徐々に崩れていったところ、4コーナーで人気のグランコージーをとらえると直線先頭、ゴール前ではさらにうしろから来たフレッチャビアンカに交わされたものの1馬身差2着。南関東時代、グランメガスマイルとは雲取賞で対戦してグランメガスマイル8着に対してピアノマンは13着。舞台を盛岡に変え、あらためての対戦に注目だ。
カフジリブラは中央未勝利から転入して、目下5連勝中。前走も2着に7馬身差をつけての圧勝だったが、一気に相手強化のここでどんなレースを見せるか。
東北優駿で2着ピアノマンから1秒8の大差がついて3着だったのがレールガン。やはり後方追走から前崩れの展開で上位に進出した。その後の2戦も勝ち負けまではやや遠く、ここも連下争いまで。
◎4グランメガスマイル
○3ピアノマン
▲1カフジリブラ
△6レールガン
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3歳4月のデビューから4連勝という異例の臨戦過程で石川ダービーを制したハクサンアマゾネス。続く前走タチアオイ賞は、牝馬同士とはいえ古馬のB級クラスを相手に逃げ切り9馬身差圧勝。この時期の3歳馬が古馬B級をあっさり勝つというのは相当の能力。遠征馬相手でも、さらに連勝を伸ばすと見る。
一方で昨年12月から6連勝で東海ダービーを制したのが笠松のニュータウンガール。駿蹄賞、東海ダービーは、ともに2着に2馬身差だが、先頭に立つと遊ぶところがあるようで、あまり早くに先頭に立たないように我慢していただけに着差以上に強い勝ち方。3歳になってからはここまで名古屋コースのみ使われ、今度は初めての金沢遠征でどうか。1番枠からどう捌くかもポイントになりそう。
中央未勝利から名古屋に移籍したタイニーパワーは、4連勝のあと初めての特別戦で4着。それでも続く前走・孔雀特別では、軽く気合をつけられただけで2着馬に2秒8という大差をつけての楽勝。今回重賞初挑戦となるが、金沢、東海のダービーを制した2頭が相手でもヒケはとらない。
笠松・ゴールドジュニアを制した兵庫のガミラスジャクソン、石川ダービー3着も中央との条件交流を制したカガノホマレ、笠松・ぎふ清流カップを制した兵庫のコスモピオニールらも上位食い込みを狙えそう。
◎8ハクサンアマゾネス
○1ニュータウンガール
▲9タイニーパワー
△7ガミラスジャクソン
△2カガノホマレ
△6コスモピオニール
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年間15回開催のホッカイドウ競馬で、今週は第8回開催の後半。早いものでこのブリーダーズゴールドジュニアカップが、ホッカイドウ競馬のシーズンの折返しとなる。
栄冠賞では惜しくも2着だったスティールグレートだが、最内枠でラチ沿い馬群の中を追走し、直線、勝ったサイダイゲンカイが前に出たところで外に持ち出すと、そこから伸びて差を詰めた。半馬身差は枠順や展開のアヤと思える内容。距離延長さえこなせば能力最上位と見る。
中距離を経験している馬が少ない中で、1700メートルのアタックチャレンジで8馬身差圧勝を見せたのがブライトフラッグ。このレースが1700メートルになって一昨年のイグナシオドーロの勝ちタイムが1分52秒7(良)で、昨年のヨハネスボーイが1分49秒8(良)。門別コースは単純なタイム比較が難しいとはいえ、ブライトフラッグの前走勝ちタイム1分50秒4(重)は、例年の勝ち馬の水準にあるといってよさそう。
栄冠賞で4着だったノットリグレットだが、4コーナーほとんど最後方という位置から、メンバー中唯一37秒台の上りで勝ち馬とは1馬身半のところまで追い込んだ。距離延長にも対応できそうで、母は栄冠賞を勝って南関東でもロジータ記念を勝つなど重賞6勝を挙げたノットオーソリティという血統にも注目だ。
前走ウィナーズチャレンジが1番人気で11着だったトランセンデンスだが、スタートでとなりの馬にぶつけられ、最後方に下がってしまってのものだけに度外視。巻き返しに期待。
栄冠賞で5着だったハートプレイス、アタックチャレンジから2歳オープンを連勝したエイシンビッグボスらも素質はありそう。
◎5スティールグレート
○2ブライトフラッグ
▲11ノットリグレット
△9トランセンデンス
△10ハートプレイス
△6エイシンビッグボス
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