中央オープンから大井を経由して転入したドラゴンゲートは佐賀で負けなしの10連勝。佐賀初戦は昨年第1回としてこのレースが行われたあとだったため、今回が佐賀がばいダッシュは初参戦となるが、その間900メートル戦は、佐賀葉隠ダッシュが、逃げたエリザベスセーラを4コーナーで楽にとらえると、直線でもほとんど追われることなく楽勝。佐賀スプリングダッシュは2着のハッピーハッピーと半馬身差だが、常にその脚色を測りながら、ゴール前で軽く気合をつけただけだった。これといった新興勢力もなく、競馬だから何があるかわからないが、よほどのアクシデントでもなければ負けないと思われるレベル。
昨年、B級の900メートル戦を勝ったあと、このレースで2着だったのがエリザベスセーラ。その後も佐賀葉隠ダッシュではドラゴンゲートの2着。ドラゴンゲート不在の久住山賞では1番人気に支持され2着だったものの、勝ったフォークローバーにアタマ差だった。3歳時は重賞路線の関係で中距離を使われることも多かったが、ここまで佐賀900メートル戦は6戦して2勝、2着3回。一度の惨敗はデビュー戦でのもの。ドラゴンゲートの壁は高いが、超短距離で発揮する能力は高い。
オイカケマショウは、佐賀葉隠ダッシュが3着で、久住山賞が4着。◎○とは能力差がありそうだが、近走でもA級特別で常に上位で安定した成績を残しているだけに3番手評価。
昨年の佐賀がばいダッシュで3着だったのがハクユウスターダム。JpnIIIのサマーチャンピオンでも地方馬最先着の5着と健闘したが、その後は地元馬同士で4着が最高という成績。状態が気になるところ。
ジュンヌダルクは3走前にA2・B級戦を勝ったあと、A級特別が5着、9着だったが、1400メートルの九千部山特別を勝ったのがドラゴンゲートで、錦江湾特別がウノピアットブリオということでは相手が悪かった。連下争いまでなら。
◎9ドラゴンゲート
○8エリザベスセーラ
▲1オイカケマショウ
△7ハクユウスターダム
△5ジュンヌダルク
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