エイユーキャッスルは、11月14日の1700メートルのアッパートライで7馬身差の圧勝。兵庫ジュニアグランプリJpnIIでは8着とはいえ地元馬最先着だった。3走前の1700メートル戦ではピナアルファ(2着)に先着されての3着ということがあったが、これは不良馬場で例外的にタイムが速く、それゆえ波乱の決着でもあった。このメンバーでは、2走前のアッパートライ1分52秒8という勝ちタイムを評価すべきだろう。
そのアッパートライではエイユーキャッスルに7馬身差をつけられ、2着を争ったのがディアタイザンとコスモピオニール。ハナ差で先着したのはディアタイザンだったが、コスモピオニールはスタートで出遅れ後方からという厳しい展開だった。中央未勝利からの転入初戦が大差圧勝だったコスモピオニールにあらためて期待する。
12月5日のアッパートライでディアタイザンに半馬身差で2着だったピスハンド、1700メートルは初めてだが1400メートルのアッパートライを好タイムで制しているイチライジンらも成長があれば勝ち負けまで狙える。
◎3エイユーキャッスル
○6コスモピオニール
▲7ディアタイザン
△12ピスハンド
△8イチライジン
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白嶺賞を1番人気で4着だったロジストームこそ不在となったが、その上位メンバーの再戦。その白嶺賞は、直線で先頭に立ったエンパイアペガサスに、ヤマショウブラックがゴール前で迫ったがハナ差届かず。今回もそのときと同じ斤量で、1600メートルは忙しいと思われたエンパイアペガサスには、距離延長で能力の違いを見せつける舞台だ。
一方のヤマショウブラックも盛岡2000メートルの不来方賞では、4コーナーでまだ離れた位置から直線追い込んで差し切った。2000メートルはむしろ望むところ。ただそれが再び水沢コースとなると逆転まではどうだろう。
ハイパーチャージは、今シーズンはA二組勝ちまでだが、今回格下から挑戦という馬も少なくないというメンバーなら上位を狙える。今シーズンは1600メートルを中心に使われているが、2017年には同じ水沢2000メートルのみちのく大賞典でエンパイアペガサスの3着があった。
アドマイヤメテオは、白嶺賞がハナ差接戦の◎○に1馬身半差の3着。今年岩手転入後は1800メートルまでしか使われていないが、距離延長がマイナスになるということはないだろう。
◎10エンパイアペガサス
○5ヤマショウブラック
▲8ハイパーチャージ
△12アドマイヤメテオ
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ホッカイドウ競馬から、距離適性的にここを狙っての移籍と思われるモルトベーネに期待する。中央時代には一昨年アンタレスステークスGIII勝ちの実績があり、今年移籍した門別では重賞タイトルこそないものの、門別最終戦となった1800メートルの特別戦ではタービランスに1馬身差をつけての勝利。中央の一線級相手では厳しいが、南関東の重賞でも通用する能力があるのではないか。
ウォーターマーズは中央2勝クラスから転入して、ここまで3着を外さない成績。重賞では黒潮マイルチャンピオンシップを制した。中央時代には東京ダート2100メートルでの勝ち星があるだけに、この馬も距離延長は歓迎だろう。
中央3勝クラスから転入したツクバクロオーは、転入初戦のA-2戦で2着に6馬身差をつけて圧勝し、前走横浜特別ではウォーターマーズに半馬身差の2着。この馬も能力的に差はなく、ここまで3頭の勝負と見る。
中央2勝クラスから転入して4戦3勝のスペルマロン、黒潮マイルチャンピオンシップでウォーターマーズに半馬身差の2着だったファドーグ、中央時代、地方のダートグレードで2着が2度あったピオネロらも軽視はできない存在だ。
◎1モルトベーネ
○8ウォーターマーズ
▲7ツクバクロオー
△12スペルマロン
△3ファドーグ
△6ピオネロ
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