夏バテで調子を崩したオレノココロ（今回は登録なし）とは対象的に、コウシュハウンカイはすっかり調子を取り戻して目下4連勝。岩見沢記念でも主要有力馬に対しては20キロの重量差で勝っており、ここでも能力の違いを見せてくれそう。
　重量差を生かしてコウシュハウンカイを負かす可能性があるとすればシンザンボーイかメジロゴーリキ。
　シンザンボーイは、ばんえいグランプリ、岩見沢記念でともに3着と好走し、基礎重量が重くなったここなら、さらにということは考えられる。
　メジロゴーリキは、今シーズンの古馬重賞で3、4、2、2着。いよいよトップレベルで頭角を現してきた。
　まったく不調にはまってしまった感じのセンゴクエースは別として、それ以外のメンバーではこの重量になるとさすがに分が悪い。ばんえいグランプリ5着、岩見沢記念4着だったカンシャノココロは、さらに着順を上げる余地があるかどうか。
　◎８コウシュハウンカイ
　○９シンザンボーイ
　▲５メジロゴーリキ
　△１カンシャノココロ
　
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　ドラゴンゲートは中央時代からダートの短距離のみを使われオープン勝ちまであり、大井を経由して転入後3連勝。前走は900メートル戦ゆえさすがに2着には2馬身差だったが、それでもほとんど追われることなく、着差を測りながらの楽勝。ここは通過点と見る。
　相手探しの筆頭は南関東から再転入のホワイトウィングス。前走九州大賞典は差のある4着だったが、2500メートルという距離を考えると参考外。南関東でも1500/1600メートルを中心に使われており、転入初戦だった1400メートル戦では1分29秒台というまずまずのタイムで勝利。さすがに1分27秒台で走っている◎を負かすのは難しそうだが、それ以外のメンバーで、1400メートルなら能力上位。
　前走五ヶ瀬川賞組から、最先着2着のロードリベラル、1番人気で4着だったシゲルクロマグロらも相手候補。
　◎１ドラゴンゲート
　○10ホワイトウィングス
　▲３ロードリベラル
　△５シゲルクロマグロ
　
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　3歳重賞戦線の活躍馬が顔を揃えた一戦だが、ここは中央未勝利から転入して4連勝中のジェイケイブラックを狙ってみる。いずれも楽勝続きで、前走古馬C1の区界賞でも2着に9馬身差。古馬重賞ともなればさらにタイムを詰める必要はあるが、まだまだ上を狙っていけそう。実績牡馬が58キロなのに対し、56キロでの出走も有利。
　ヤマショウブラックは大井移籍で力をつけて戻ってきた。不来方賞では直線一気で差し切り、ダービーグランプリは4着だが地元最先着。地元馬同士なら再度タイトルを狙える。
　東北優駿、ダイヤモンドカップと、岩手の新たな二冠を制したパンプキンズだが、不来方賞では差のある3着。盛岡コースはやや不安があるのかもしれない。
　牡馬相手ではやや分が悪いエムワンピーコだが、盛岡1600メートルでは、7月の3歳B1戦で出した1分39秒1がメンバー中持ちタイム最速。
　東北優駿2着だったグレートアラカーは船橋での競走中止から戻っての初戦。どこまで体調を戻しているか。
　◎１ジェイケイブラック
　○６ヤマショウブラック
　▲４パンプキンズ
　△５エムワンピーコ
　△２グレートアラカー
　
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