マイタイザンは5カ月ぶりの休養明け初戦。昨年来、園田では負けることがなく、今年5月3日の兵庫大賞典が、2017年12月の園田金盃以来、じつに1年5カ月ぶりの地元での敗戦だった。ただそのときは、直後のタガノゴールドからプレッシャーを受け続ける厳しい展開。3番手のラチ沿いで虎視眈々と狙っていたエイシンニシパが4コーナーでラチ沿いを突いて抜け出すという、まさに漁夫の利的な勝利だった。マイタイザンは昨年も夏は休養しており、復帰初戦からの期待だ。
このレース連覇がかかるのがタガノゴールド。昨年はその後、遠征の強敵相手もあって勝てないレースが続いたが、今年春以降は完全復活。今回も逃げるであろうマイタイザンを目標にしてのレースになるだろう。
メイショウオオゼキは昨年中央1000万条件から転入して特別戦で無敵の4連勝。重賞戦線でも注目されたが、笠松・名古屋への遠征も含めて重賞ではここまで5戦して2着3回に3、4着が1回ずつと、惜しいところで勝ちきれていない。前走1700メートルの特別戦で久々に勝利を挙げ、園田での特別戦に限るとここまで5戦全勝。重賞のカベを突き破ることができるかどうか。
笠松から遠征のストーミーワンダーは重賞や遠征も含め目下3連勝中。4走前の金沢・日本海スプリントは4着に負けたが、900メートルという特殊な条件だっただけに度外視していいだろう。初めての園田コースで通用するかどうか。
重賞では3着までのエイシンミノアカ、南関東の条件クラスから遠征のドリームポリーニらは上位に食い込めるかどうか。
◎7マイタイザン
○8タガノゴールド
▲3メイショウオオゼキ
△12ストーミーワンダー
△6エイシンミノアカ
△10ドリームポリーニ
姫山菊花賞の出走表はこちら