NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
急激に力をつけて目下4連勝のエンゼルフクヒメ、デビューから7連勝のキョウエイリュウ、2頭に課された賞金別定10キロ増が影響するかどうかがポイントになりそう。
当初はなかなか勝ちきれなかったエンゼルフクヒメがここにきて4連勝でびっくりするくらい強くなった。前走はキョウエイリュウが取消となって、新馬戦以来の直接対決とならなかったのが残念だったが、第2障害手前まで溜めに溜め、障害を越えてからの脚取りが際立っていた。基礎重量が重くなるここでは、その溜めが生きてくるのではないか。
ここまで無敗で来たキョウエイリュウも当然の期待だが、古馬と違って基礎重量がそれほど重くないところでの牡・牝20キロの差は圧倒的に牝馬が有利と見て◎はエンゼルフクヒメとした。
積極的なレースぶりが目立つアヴエクトワは、土曜から日曜にかけて予想される雨で馬場が軽くなれば見せ場をつくれるのではないか。
青雲賞を勝ったコマサンダイヤ、夏以降の上昇度が目立つゴールデンペガサスらも上位が狙えそう。
◎4エンゼルフクヒメ
○6キョウエイリュウ
▲2アヴエクトワ
△10コマサンダイヤ
△1ゴールデンペガサス
ナナカマド賞の出走表こちら