NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
ハイタッチガールは門別のアタックチャレンジを勝っての金沢転入ということでは、もともとそれなりの期待があったのだろう。転入初戦こそ2着だったが、金沢プリンセスカップは8馬身差圧勝。1400メートルの走破タイム1分31秒7は、今回のメンバーでは持ちタイム最速。能力面で一枚抜けている。今回、牝馬で56キロを背負わされるのが不安ではある。
フジヤマブシはここまで4戦3勝、2着1回。ただ1400メートルの持ちタイムがハイタッチガールより2秒近く遅い1分33秒台。ハイタッチガールと同じ56キロは前走くろゆり賞で克服しており、牡馬ゆえ相対的に斤量で有利なところで逆転の可能性はありそう。
ストロングフーヴスは門別未勝利で転入。メンバー中、今回の1500メートルの距離を経験している馬はあまり多くはないが、前走7馬身差の圧勝で、1分39秒台の持ち時計はこの馬だけ。
門別未勝利から転入初戦を勝ったダブルポジションは、勝ち負けにはかなりタイムを詰める必要がある。
新馬戦を勝っただけのカガノホマレは上積みがあれば上位争いも。
◎5ハイタッチガール
○3フジヤマブシ
▲2ストロングフーヴス
△8ダブルポジション
△6カガノホマレ
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