NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
15日の名港盃では強力兵庫勢を相手に伏兵ポルタディソーニが逃げ切ったが、東海地区の重賞には常に兵庫から有力馬が遠征してきて、ここでもやはり中心は兵庫勢。
エイシンエンジョイは門別や大井では1200メートル以下を使われてきて、前走園田FCスプリントでも2着に好走。1400メートルは園田のB1特別で2度経験したのみだがともに勝利。不良馬場とはいえ1分26秒8という重賞級の勝ちタイムがあり、輸送や笠松コースをこなせれば楽勝もある。
相手にも兵庫のキクノステラ。笠松は今回が初めてだが、東海桜花賞を勝って、かきつばた記念JpnIIIでも地方最先着の5着なら、実績面ではこの馬が最上位。
名古屋のスムーズジャズは、東海桜花賞がキクノステラに1馬身差の2着で、かきつばた記念JpnIIIが8着。逆転まであるかどうか。
ラミアカーサは、笠松に移籍しての2戦こそいまひとつだが、牝馬同士とはいえ昨年の秋桜賞では3着と好走。上位進出を狙う。
昨年3歳時に重賞戦線で活躍したドリームスイーブルは、前走A2特別を勝っての上昇に期待。
◎5エイシンエンジョイ
○8キクノステラ
▲10スムーズジャズ
△4ラミアカーサ
△9ドリームスイーブル
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