個人的なことだが、毎年楽しみにしているダービーグランプリ。延期となったことによって香港から戻りの日に当たってしまい、残念なことに現地には行けなくなってしまった。そして登録のあった他地区所属馬も何頭かの回避があって遠征馬は3頭。で、9頭立て。出否を迷っていたようだった船橋のヤマノファイトはさすがに浦和記念JpnII(5着)からは出走してこなかった。
そうなると中心は岩手に戻ったチャイヤプーン。船橋から岩手に戻っての初戦、不来方賞では、サンエイキャピタルにクビ差で2着と負けてしまったものの、3着ムゲンノカノウセイには8馬身差をつけた。そういえばデビューから負け知らず5連勝中のサンエイキャピタルが脚部不安のため休養中となっているのも残念。そのぶんもチャイヤプーンには頑張ってもらいたい。
相手は兵庫の2頭だが、西日本ダービーを制したコーナスフロリダが上位。ダービーグランプリの開催が取止めとなったときは延期して行われるかどうか決まっていなかったが、実施されることを期待して地元戦は使わなかったらしい。
そして地元の楠賞4着からここに臨むのがクリノヒビキ。ここまで3頭の争いだろう。
そのほか地元勢では、不来方賞3着だったムゲンノカノウセイ、中央1勝から転入したマグマが馬券圏内に食い込めるかどうか。
◎9チャイヤプーン
○1コーナスフロリダ
▲7クリノヒビキ
△6ムゲンノカノウセイ
△8マグマ
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若駒賞を制したニューホープは、その後の目標としていた南部駒賞が取止めとなってしまい、出走した水沢のフューチャーステップは、若駒賞でも2着だったミラクルジャガーに1馬身1/4差だが、57キロを背負って着差以上の楽勝だった。今回も同じ57キロを背負うが、一度経験しているコースだけに再度の好走を期待したいところ。
強敵はヤマショウブラック。北海道所属として出走した知床賞では直線見事に差し切った。今回はそのまま転入しての初戦。2走前に門別のアタックチャレンジで2着に負かしたアイオブザタイガーは、現在金沢で快進撃を続けている。この馬もまだ底を見せていないと言ってよさそうだ。この2頭の一騎打ちと見る。
3番手のリュウノポップスも北海道からの転入馬。とはいえここ2戦はニューホープに完敗の5着、4着という成績だけに、連下争いという評価まで。
既存勢力もやはり◎○との対戦で分が悪く、パンプキンズ、サンエイムサシらが上位食い込みを狙う。
◎3ニューホープ
○12ヤマショウブラック
▲4リュウノポップス
△1パンプキンズ
△11サンエイムサシ
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