NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
今年の佐賀の2歳戦では9月11日のJRA認定競走を9馬身差で圧勝したニュールックが印象的だったが、門別デビューのため、佐賀デビュー限定戦のここには出走資格がない。
中心はスターオブジーン。初勝利を挙げたのはデビュー3戦目だったが、続く4戦目のJRA認定競走ではスタート後馬群に揉まれて後方からとなったが、向正面から抜群の手応えで位置取りを上げると、3〜4コーナーで先頭に立つのはあっという間。直線では楽々と突き放した。1400メートルの勝ちタイム1分32秒2というのも好タイム。成長力にも期待できそうだ。
ムーンパスノキセキもデビュー3戦目から2連勝。前走JRA認定競走ではスターオブジーンを負かしているが、それは7月のことで、今回はそれ以来3カ月ぶりの実戦。その間の成長でスターオブジーンのほうが上と見た。
デビュー戦でスターオブジーンを負かしているオールアウトだが、その後4戦は勝ちきれず。前走2着の1分31秒8というのはメンバー中の持ちタイム最速だが、冒頭で触れたニュールック圧勝のレースで引っ張られて出したタイム。今回は◎○に対して逆転まではどうだろう。
認定勝ちはないものの、前走でシリウス特別を制したスマートダッシュ、その2着だったローズカラーらが連下にからめるかどうか。
◎9スターオブジーン
○8ムーンパスノキセキ
▲2オールアウト
△10スマートダッシュ
△6ローズカラー
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