カツゲキキトキトが名古屋大賞典JpnIIIから中11日で出走してきた。かきつばた記念JpnIIIへはここから中2週で、もしそこを狙うならちょっと使いすぎのような気もするが。振り返ってみれば、本格化した3歳春以降、地方同士のレースで負けたのは、大井・黒潮盃2着、昨年の東海桜花賞でトウケイタイガーの2着、くろゆり賞でヴェリイブライトの2着の3回だけ。狙うのはダートグレードのタイトルで、メンバー的にもここは負けられないところ。
ほかにも重賞実績のある馬が多数出走してきて、カツゲキキトキトの相手は他地区からの遠征勢となりそう。中でも筆頭は兵庫のインディウム。3歳時には兵庫の二冠を制したものの、適性は短距離にあったようで、長期休養から復帰しての活躍は1400メートルが中心。今年1月には笠松の白銀争覇を制した。昨年のこのレースでは3着だったが、先着されたのが、その後にかきつばた記念JpnIIIを制したトウケイタイガー、そしてカツゲキキトキトということでは仕方ない。そのカツゲキキトキトにどこまで迫ることができるか。
佐賀からの遠征はウルトラカイザー。北海道時代は中距離での活躍が目立っていたが、佐賀では1400メートルのほうが好成績を残している。中島記念で先着を許したキョウワカイザーあたりと互角の勝負なら、ここでも上位争いには食い込んでくる。
昨年の秋桜賞を制した浦和のスターインパルス、名古屋記念を制したサンデンバロン、梅見月杯を制したポルタディソーニらも連下候補。
中央1000万条件から転入後3連勝中のコスモラヴモアも気になるところだが、さすがに7頭目までは印がまわらない。
◎11カツゲキキトキト
◯3インディウム
▲4ウルトラカイザー
△6スターインパルス
△8サンデンバロン
△1ポルタディソーニ
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