NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
A級馬による1750メートルのS2重賞。
昨年秋に復帰して以降、不振が続いていたキングプライドだが、年明けの九州オールカマーで突如と言っていい復活。中島記念3連覇を達成したばかりのキョウワカイザーにぴたりと付かれ、いつ交わされるかと思って見ていたところ、逆に3コーナー手前からはじわじわと差を広げていっての逃げ切り完勝となった。2015年の3歳時には九州ダービー栄城賞を制し、中島記念ではキョウワカイザーの2着にもなった活躍馬が復活となれば、佐賀の古馬線戦はますます充実しそうだ。
アクロマティックは、兵庫から笠松を経由して転入。6戦して勝ち星こそないものの、12月の烏帽子岳賞ではキョウワカイザーの2着があった。今回のメンバーなら2着争いの筆頭。
コスモポッポは、九州オールカマーでアクロマティック(6着)に先着する5着。ただそれまでの成績からはやや分が悪い。
中央からの転入初戦が2頭。ランドオザリールは1000万条件で頭打ち、スパーキングジョイは500万条件に降級となっても着外続き。ダートでの勝ち星もあるランドオザリールに期待できそう。
◎6キングプライド
○2アクロマティック
▲8コスモポッポ
△5ランドオザリール
△4スパーキングジョイ
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