NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
3歳馬による1750メートルのS2重賞。
デビュー2戦目で初勝利を挙げて以降、勝ちきれないレースが続いていたエスワンノホシだったが、12月17日の2歳-2組戦でようやく2勝目を挙げると、年明け初戦となった佐賀若駒賞は4コーナー手前で前をとらえ直線で後続を突き放しての完勝。ここ2戦での充実ぶりがうかがえるだけに、3連勝の可能性も高いと見る。
ニッポンタイショウは、12月5日のリゲル特別が北海道から転入しての初勝利。そして今回が年明け初戦。まだまだ上積みはありそうだ。
リンノゲレイロは、そのリゲル特別でニッポンタイショウの3着に負けたものの、続くアルデバラン特別では5馬身差の圧勝。勝ちタイムの1750メートル1分57秒4は、リゲル特別のニッポンタイショウの勝ちタイムを上回るもの。勝ち負けまで十分にありそう。
リゲル特別でニッポンタイショウの2着だったのがベルセルク。続く3歳-1組の初夢特選も制しており、上記3頭とも差はない。
アサヒキリは、中央未勝利からの転入初戦を勝利。3歳-3組という条件クラスであり、2着馬に3/4馬身まで差を詰められたが、最後は着差を測りながら余裕があった。1400メートルまでしか経験がなく距離延長がどうかだが、馬券圏内には押さえておきたい。
◎10エスワンノホシ
○2ニッポンタイショウ
▲8リンノゲレイロ
△5ベルセルク
△1アサヒキリ
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