NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
2017年大晦日の最終レースとして行われたオッズパーク杯2017ファイナル特別で7馬身差圧勝となったのがヒドゥンブレイド。スタートからハナに立って、4コーナーまで手ごたえは楽なまま、直線を向いて追い出されると、楽々と2着に7馬身差をつけた。確かに相手は楽だったが、今回と同じ水沢1600メートルでの勝ちタイム1分40秒6は、このトウケイニセイ記念の過去の勝ちタイムとくらべても優秀なもの。まだまだ余裕のあるレースぶりで、3連勝で重賞初タイトルの可能性は高いと見る。
ワットロンクンは、門別から戻っての初戦となった白嶺賞が3頭接戦となっての2着。一昨年はこの白嶺賞を勝ってトウケイニセイ記念は3着だったが、一昨年の覇者ラブバレット級の馬がいない今回のメンバーであれば、十分に勝利を狙える。
その白嶺賞でタイム差なしの3着だったのがタイセイファントム。明けて10歳になったが、絆カップを制したように、元中央オープンの実績はあなどれない。
秋以降精彩を欠いているユッコにもマイルの舞台なら復活を期待したいところ。
ルファルシオンは、中央から転入初戦となった北上川大賞典では1番人気に支持されるも大差のしんがり負け。2番手を追走したもののペースアップした2周目向正面からずるずる後退してしまった。その1戦だけではまだ見限れない。
◎9ヒドゥンブレイド
○1ワットロンクン
▲3タイセイファントム
△4ユッコ
△7ルファルシオン
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