NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
8頭立てだがほとんどの馬に印をつけたくなるようなメンバーが揃った。
中でも実績的に抜けているのがイッツガナハプン。川崎に遠征したスパーキングサマーカップでは個人的にひじょうに期待していたのだが、無念の除外。それ以来の復帰戦ということでは不安もないではないが、万全の仕上でなくとも、8分程度のデキにあればこのメンバーならあっさりもありそう。
ウォーターサルーンは兵庫C級から転入して、高知のC級でも足踏みが続いたが、今年7月以降、何があったか連戦連勝でA級戦まで勝ち進んだ。2走前の1600メートル重馬場1分43秒6は、そのままこのレースで勝ち負けしてもおかしくないタイム。一気に重賞もという期待がかかる。
ワイルドコットンは、建依別賞、珊瑚冠賞ともに3着で、前走アンライバルド賞ではカイロスやカッサイを負かしての勝利。調子を上げてきており、中心視してもおかしくない1頭。
建依別賞2着のチャオも上位争いに食い込んできそう。
今年4月には福永洋一記念を制したカイロスだが、以降の勝利はA-2の一般戦だけ。ここにきて調子は下降気味で△まで。
◎1イッツガナハプン
○4ウォーターサルーン
▲6ワイルドコットン
△2チャオ
△7カイロス
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