北海道から遠征のサクラゴスペルは、一昨年のスプリンターズSで2着があって、今年北海道に移籍。門別ではダートの1200メートルも制しており、芝に戻ればあらためての期待がかかる。
前哨戦ハーベストカップでのコウセンの走りは圧巻だった。スタートからスピードの違いでハナに立つと、後続を寄せ付けないまま逃げ切り圧勝。現在の盛岡競馬場がオープンした1996年以来、21年ぶりに芝1000メートルのコースレコードを更新した。ここでもその圧巻の走りをみせるかどうか。
浦和から遠征のジョーオリオンは、中央の準オープンでやや頭打ちとなって一昨年春に浦和に転厩。なかなか勝ち星には結びつかなかったものの、今年7月、A2以下の準重賞を8番人気で制した。南関東でも苦戦が続いているが、久しぶりの芝に戻って能力発揮となるかどうか。
ウインミラージュは、前走ハーベストカップがコウセンの2着。走破タイムの58秒6は、例年ならこのレースで勝ち負けできるタイム。ただ今回はコウセンに加えて他地区からの遠征馬もあり、強いメンバーが揃った。
今年、大井から北海道に移籍したエイシンヒートは、ダート短距離のオープンでまずまず好走しており、あとは初めての芝をこなせるかどうか。
ラベンダーメモリーは中央500万からの転入初戦。中央では芝のみを走り、3歳以降は1600メートル以上を使われていただけに、一気の距離短縮に加えて、クラス的なことを考えると連下争いまでか。
岩手のB級ではあるものの、ウインミラージュと好勝負をしているスティルプリンスも芝なら侮れない存在。
◎8サクラゴスペル
○4コウセン
▲2ジョーオリオン
△3ウインミラージュ
△9エイシンヒート
△7ラベンダーメモリー
△11スティルプリンス
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