NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
7頭立ての少頭数に加え、そのうち4頭が未勝利馬という、やや寂しいメンバーとなった。
勝ち星を挙げている3頭の中でも水沢で勝っているのはブレシアイルだけ。前走のフューチャーステップは終始後続に突かれながらも直線突き離して力の違いを見せつけた。その勝ちタイムは1分31秒7(稍重)。ビギナーズカップの近年の勝ちタイムを見ると良馬場で1分31秒台前半というのがあり、使われての上積みがあればそのレベルにはいけそうだ。
ミズサンゼウスは、前走3戦目での初勝利が2着に大差をつけての圧勝。とはいえ2走前でハナ差先着されたドリームシイは、ブレシアイルの勝ったフューチャーステップで差のある4着。それを考えると前走の大差は割り引いて見る必要があるかもしれない。
未勝利馬のなかでは前走のフューチャーステップでブレシアイルの2着だったサンエイエンジェルが期待できそう。2度めの水沢戦で変わり身もあるだろう。
ドリームシイは盛岡のダートで2勝を挙げているものの、前走の水沢戦が案外の内容で連下争いまで。
◎5ブレシアイル
◯2ミズサンゼウス
▲7サンエイエンジェル
△3ドリームシイ
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