NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
かきつばた記念JpnIIIで中央勢を圧倒したトウケイタイガーにとっては負けられないレース。続く2走前の地元1400メートル戦を逃げ切った勝ちタイムが1分27秒8(稍重)。重賞として行われるようになり、かつ園田競馬場が舞台だったときのこのレースの勝ちタイムとの比較でも3番目に速いもの。大外枠に入ったためにハイジャとの逃げ争いがカギになりそうだが、前走JRA中京のプロキオンステークスGIIIでもハナを切っているだけにスピードで負けることはないだろう。
ハイジャは常に脚元との戦いでもあり遠征競馬でどうかだが、距離適性的には1400メートルは力を発揮できる舞台と見る。
期待されながらなかなか重賞タイトルに手が届かないのがドリームコンサート。前走金沢スプリントカップで、じつに重賞4度目の2着。昨年のこのレースでは、勝ったランドクイーンからクビ+クビ差というきわどい3着だったが、今年は昨年以上に相手が手強い。
トーコーポセイドンは、古馬になってからの勝利はA2特別までだが、1400メートルの持ちタイム的にもトウケイタイガー以外のメンバーとなら勝負になるのではないか。
そのほかは近走苦戦しているか、明らかに格下というメンバーで、馬券圏内は以上4頭の争いだろう。
◎11トウケイタイガー
○7ハイジャ
▲2ドリームコンサート
△4トーコーポセイドン
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