NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
目下4連勝中のコスモジョイジョイは、3走前と2走前が今回と同じ盛岡1600メートル。その3走前は2着に6馬身差の楽勝で、2走前は1馬身差だが、4コーナーを回るところでうしろを振り返って確認し、逃げていたシャークをとらえるだけというまったく楽な競馬だった。その2戦での勝ちタイム1分38秒台というのは重賞でも通用するタイム。重賞初挑戦でも能力は高そうだ。
アントニオピサは昨年秋に大井から転入後、重賞では2着がじつに6回。なかなか勝ちきれないとはいえ、3走前、盛岡1800メートルのあすなろ賞ではエンパイアペガサスにクビ差2着と食い下がり、3着には10馬身差がついた。その実力ならいつ重賞を勝ってもおかしくないと思うのだが。
イーグルカザンは中央準オープンから転入初戦となった赤松杯を制し、近走はエンパイアペガサスやラブバレットなどのトップホースと走って掲示板内の好走。アントニオピサとの直接対決でも甲乙つけがたい。
A三組、A二組と連勝して、ジャパンジョッキーズカップが思わぬ惨敗だったコスモタウルス、中央オープンから転入初戦のメイショウオセアンなども上位争いにからんできそう。
◎8コスモジョイジョイ
◯6アントニオピサ
▲7イーグルカザン
△4コスモタウルス
△1メイショウオセアン
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