NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
A級馬による1400mのS2重賞で、吉野ヶ里記念へのステップ競走。
登録段階では11頭だったものが、昨年の吉野ヶ里記念を制したカシノタロン、昨年の佐賀二冠馬ドンプリムローズなどの有力馬が回避して7頭立てと、ちょっと寂しい頭数となった。
船橋から再転入後のマサヤは、ここまで10戦して8連対。しかも目下2連勝中で、前走では経験の少ない1400m戦を4馬身差の楽勝だった。昨年末の中島記念では1番人気に支持されながらの2着で、S1重賞初制覇に向けてここはメンバー的にも負けられないところ。
相手はコウギョウダグラス。大井のオープンから転入して4戦して2着が3回。はがくれ大賞典ではマサヤ(7着)に先着しての5着があった。少頭数でもあり、この2頭の一騎打ちとなりそう。
コスモポッポは昨年12月にS2重賞を制して以降は勝ち星がないが、それでも掲示板は外さない堅実な成績。ヒショウも今年1月にS2重賞を制し、その後は勝ち星がないとはいえ、勝ち馬から1秒程度の差では走っている。この2頭が3着候補だが、◎◯のどちらかが凡走しての2着という可能性も考えておきたい。
◎6マサヤ
◯2コウギョウダグラス
▲3コスモポッポ
△5ヒショウ
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