ナムラタイタンが11歳になっての初出走だ。昨シーズンも4戦のみと、レース数を絞って使われていることもあり、もしかするとこの馬はいつになっても衰えることがない、まるで仙人のような馬になるのではないかという印象すらある。
今回のメンバーでナムラタイタンを負かす可能性があるとすれば、アントニオピサだろう。桐花賞は1馬身3/4差の2着だが、勝ったナムラタイタンにはまだまだ余裕があった。とはいえアントニオピサには冬休み明けの特別開催をひと叩きされているというアドバンテージがある。ナムラタイタンの仕上がり次第では逆転の目もあるかもしれない。
怖いのは中央準オープンから転入初戦となるイーグルカザン。昨年から今年にかけて一度も掲示板に載っていないとはいえ、勝ち馬からは1秒前後の差。近走は1200メートル戦を中心に使われているが、かつてはマイル前後の距離を中心に使われていた。1600メートルならおそらく距離的に問題なく、あとは水沢のダートが合うかどうか。
ナリタスーパーワンは、桐花賞は6着だったが、1600メートルのトウケイニセイ記念では3着。2着のアントニオピサにクビ差と迫る好走だった。昨秋に転入して不良の水沢で2戦したのみで、馬場が良くなっての変わり身も期待できる。
明けて4歳になったサンエイホープも上積みに期待したいところ。
◎9ナムラタイタン
◯8アントニオピサ
▲7イーグルカザン
△2ナリタスーパーワン
△4サンエイホープ
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B級馬による1800メートルのS2重賞。
ジャズコンボは転入後、C級からスタートして目下6連勝中。前走初のS2重賞挑戦となった佐賀弥生賞も完勝。1800メートルで2分を切る勝ちタイムも、S2重賞としては優秀なもの。B級卒業は時間の問題だろう。
好調馬が何頭かいるなかで、対抗はテイエムマケンゲナ。昨年夏に中央未勝利から転入して、なかなか勝ちきれないレースが続いていたが、2走前のすみれ賞でようやくの初勝利。前走こそジャズコンボの5着だったが、B級の特別やS2重賞で好走を続けている。1800メートル戦で2分を切るか切らないかという走破タイムを見ても能力は上位。
パイロットは昨年12月以降、B級戦で7戦4勝で、すべて3着以内。とはいえ昨年秋以降使われているのは1400メートルのみ。久々の1800メートルという距離が課題となりそう。
テイエムトッピモンは、すみれ賞を含めここまで3戦連続で2着。当然上位争いにからんでくる。
前走佐賀弥生賞でジャズコンボに2馬身差2着だったアユメライトアップも引き続きの好走が期待できそう。
◎3ジャズコンボ
◯7テイエムマケンゲナ
▲6パイロット
△2テイエムトッピモン
△8アユメライトアップ
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