NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
モルトベーネは、2走前の東海ステークスGIIが12番人気ながら惜しくも半馬身差の2着で、続く前走アルデバランステークスを快勝。
ピオネロは昨年10月のシリウスステークスGIIIがクビ差2着で、のちに東京大賞典GIを勝つアポロケンタッキーにアタマ差ではあるが先着。そして前走総武ステークスではモンドクラッセに半馬身差の2着。
甲乙つけがたい成績だが、東海ステークスGII、アルデバランステークスでともに先着し、近走好調のモルトベーネを上位にとる。何より2頭とも54キロで出走できるのは有利だ。課題は、ともに地方初参戦で、小回りコースをこなせるかどうか。
実力最上位はケイティブレイブだろう。前走フェブラリーステークスGIでも着順こそ6着だが、勝ったゴールドドリームからコンマ5秒差。とはいえ、◎◯より4キロ余分に背負ってまで勝ち切るほど能力が抜けているかどうかは疑問で▲まで。
地元期待のカツゲキキトキトは△の筆頭。4着だった佐賀記念JpnIIIの相手関係を見ると、今回同じ54kgの◎◯を負かすのはなかなかに厳しいのではないか。とはいえ人気は中央勢に偏るだろうから、地の利を加味すれば馬券的な妙味としては面白いかもしれない。
オールブラッシュはたしかに実力も勢いもあるが、川崎記念JpnIは"勝ってしまった"という感じのレース。それゆえ59kgを背負わされる今回は連下まで。
オープン特別勝ちのドリームキラリは押し出される形での△3番手まで。
◎1モルトベーネ
◯2ピオネロ
▲5ケイティブレイブ
△6カツゲキキトキト
△8オールブラッシュ
△7ドリームキラリ
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