さすがに花吹雪賞と飛燕賞の谷間というメンバーの3歳馬によるS2重賞。
ここまで佐賀では5戦して3勝、2歳時のアルデバラン特別(8着)を除けば成績が安定しているダダッコから。前走筑紫野賞で逃げ切っているように、今回も内枠からハナを奪ってマイペースの逃げに持ち込めそう。
アイディアルレディは近走やや苦戦が続いているが、佐賀若駒賞での3着は評価できる。世代最強クラスのハクユウロゼに離されたのはともかく、その後花吹雪賞を制したオヒナサマには3/4馬身差に迫った。母は牝馬ながら九州大賞典を制したアイディアルクインで、2歳上の半兄にはキングプライドがいるという、佐賀の活躍血統。さらに父はヴァーミリアンとなれば期待は大きい。
バスデイプレゼントは、2走前の初夢特選がダダッコに先着しての2着。佐賀での好走はそれだけだが、そのほかは世代トップクラスの馬との対戦ばかりゆえ、このメンバーならチャンスはある。
トークーブケパロスは、筑紫野賞ではダダッコに1馬身差の2着だが、それ以外の成績を見ると、上位クラスとはやや差がありそう。ギルダーは、花吹雪賞で4着とまずまずの好走を見せた。まだ3歳のこの時期ゆえ、両馬とも上積みがあればアッと言わせる場面はあるかもしれない。
◎3ダダッコ
◯6アイディアルレディ
▲4バスデイプレゼント
△7トークーブケパロス
△1ギルダー
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高知競馬では昨年末に賞金が全体的に引き上げられたが、このレースも昨年から一気に倍増の1着200万円。2013年までとの比較では4倍だ。賞金がその水準になると他地区からそれなりのレベルの馬が遠征してきて、兵庫から4頭、川崎からはいずれもC級とはいえ3頭が遠征してきた。
兵庫で重賞3勝というランドクイーンが、この距離なら能力が高そう。前走笠松に遠征した白銀争覇も2番手追走から直線抜け出して後続を寄せ付けずという横綱相撲。そのとき初めて手綱をとった笠松の佐藤友則騎手が今回も引き続いての鞍上となる。
相手も兵庫勢でインディウム。一昨年3歳時には兵庫ダービーを制すなど期待されたが、その後は長期の戦線離脱。しかし昨年12月に復帰すると、B1特別からA2特別と連勝して能力の高さを見せた。いきなりこのメンバーでもやれるのではないか。復帰しての2戦は1400メートル戦だが、適距離がどのあたりなのかも興味深いところ。
地元高知の期待はカッサイ。昨年の園田FCスプリントでは1番人気に支持されるもランドクイーンに3/4馬身及ばずの2着。その後高知の重賞でも2着が3回。重賞初制覇を狙う。
一昨年のこのレースの覇者マウンテンダイヤは押し出される形での4番手評価。
園田のA1特別で3戦連続連対というエルウェーオージャも9歳ながら好調だ。
◎9ランドクイーン
◯11インディウム
▲10カッサイ
△7マウンテンダイヤ
△12エルウェーオージャ
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