NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
ナリタポセイドンは中央オープンから転入して2連勝。しかも前走の絆カップは、あのナムラタイタンが逃げ粘ろうかというところ、わずかハナ差ではあるもののとらえての勝利。ナムラタイタンにとっては、2014年末の桐花賞以来、じつに2年近くぶりとなる地元馬相手の敗戦だった。一方、ナリタポセイドンにとっては、中央時代に経験のないダート1600メートル戦だった。今回ももちろん経験のないダート2500メートル戦だが、2100メートル戦で2勝を挙げているだけに、いずれにしてもゆったりした流れはマイナスではないだろう。
このレース連覇がかかるのがライズライン。昨年はコミュニティを3馬身振り切っての快勝だったが、今年はいかんせん相手が強そうだ。
コミュニティは、一昨年がナムラタイタンの3着で、昨年がライズラインの2着。全盛時の勢いからはやや陰りがあるかもしれない。
大井A級からの転入初戦を制したアントニオピサ、園田から転入初戦のオメガブレインらも上位食い込み可能な能力はありそう。
◎1ナリタポセイドン
◯3ライズライン
▲2コミュニティ
△7アントニオピサ
△10オメガブレイン
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