NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
今年北海道から転入したニシノファイターは、高知での重賞初挑戦となった御厨人窟賞こそ7着に敗れたが、距離延長となった二十四万石賞では逃げて2着に健闘。もともと北海道3歳の二冠馬で、当時2600メートルの王冠賞を制していた。5歳時、同じく2600メートルのステイヤーズカップでも惜しい2着があった。高知では年に一度の距離2400メートルという舞台での一発に期待する。
今年1月以来勝ち星から遠ざかっているリワードレブロンだが、笠松2500メートルのオグリキャップ記念では、昨年勝利、今年も2着という実績。◎と同じくこの距離での実績を評価する。
怖いのがイッツガナハプン。中央ダート2勝から転入して、高知ではC1級までではあるものの目下7連勝中。中央の未勝利勝ちがダート2400メートルだったというのがなんとも不気味。
中央準オープンから転入したサトノキングリーは、初戦を勝利しているだけにダートも問題なさそう。建依別賞を制したメイショウパーシー、昨年10番人気でこのレースを制したブランクヴァース、距離延長が微妙だが今年の重賞で2着が4回あるカッサイなどにも可能性はありそう。
これといった中心馬不在で、昨年のような大荒れも期待して7頭に印をつけた。
◎9ニシノファイター
◯11リワードレブロン
▲1イッツガナハプン
△2サトノキングリー
△5メイショウパーシー
△4ブランクヴァース
△10カッサイ
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