NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
A級馬による1400mのS2重賞。
テイエムチカラは佐賀転入後は1400メートル戦のみを使われ、吉野ヶ里記念2着などを含め14戦して連対を外したのが3回だけ。B級からのS2重賞でも5勝を挙げている。3走前のサマーチャンピオンJpnIIIはともかく、ここ2戦は逃げて粘れずというレースだが、最内枠に入って山口勲騎手に戻ってということでは期待できそうだ。
コスモガラサは、前走2500メートルの九州大賞典で、勝ち馬からは離されたとはいえ2着。1400メートルを中心に使われてきての好走ということではちょっと驚いた。このクラスではすでに十分な実績で、好位につけてどこから仕掛けるかという勝負になりそう。
キョウワカイザーは昨年末の中島記念でキングプライドに4馬身差をつけて快勝したものの、今年になってからの成績がイマイチ。1400メートル戦もここ2年で2度しか使われておらず、距離的な面でも不安のほうが大きい。
中央500万下からの転入初戦が2着だったジンセイハオマツリは上積みがあれば勝ち負けも狙えそう。
ヒショウは、2走前にA2の一般戦で勝利したものの、A1・A2の特別で入着までという成績では連下争いまで。
◎1テイエムチカラ
○8コスモガラサ
▲5キョウワカイザー
△7ジンセイハオマツリ
△2ヒショウ
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