NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
フルゲート14頭で上位拮抗の混戦だが、唯一の遠征馬、高知のサクラシャイニーに期待する。サクラシャイニーは夏負けの傾向があるようで、昨年の習志野きらっとスプリントは完全にその症状が出て伸びきれずの4着。今年も夏は同レースのみを使われて同じく4着。その後は北海道の牧場で乗り込まれていたそうだ。昨年12月、船橋に遠征した総の国オープンでは、道営記念を制したグランプリブラッドを接戦の末、ハナ差でしりぞけたという実力。涼しくなったこの時期なら力を発揮できるはず。
シセイカイカの今シーズンは、初戦を4着に負けただけで、その後は5戦連続連対。グランシャリオ門別スプリント、エトワール賞でもともに差のない2着。着実に力をつけ、いよいよ重賞初制覇のチャンスも。
クリーンエコロジーは、今シーズン初戦の2着こそ相手がアウヤンテプイだから仕方ないにしても、その後はいまいち波に乗り切れていない。今回は遠征から戻って2戦目。前走がやや太め残りのところもあっただけに、仕上がり次第では上位も狙える。
中央からの転入初戦でグランシャリオ門別スプリントを制したケイアイユニコーンは、前走のエトワール賞で5着とはいえ、勝ち馬からは3馬身ほどの差。巻き返しは可能。
今シーズン1200m戦で3勝を上げているコールサインゼロ、エトワール賞を5番人気ながら制したレッドペリグリン、前走でシセイカイカ、クリーンエコロジーらをまとめて負かしたオグリタイムあたりまで、それほど差はない。
◎7サクラシャイニー
◯1シセイカイカ
▲8クリーンエコロジー
△12ケイアイユニコーン
△9コールサインゼロ
△6レッドペリグリン
△11オグリタイム
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