NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
過去8年で6回、北海道からの遠征馬に勝利をさらわれているこのレース。今年も北海道から4頭、船橋から1頭が遠征してきた。地元勢に連戦連勝という抜けた馬がいないだけに、ここはやはり北海道勢が有力となりそうだ。
タイセイプロスパーは、15日のイノセントカップで重賞2勝目を挙げたバンドオンザランと2度対戦があるなど、世代トップクラスと戦ってきた。そして札幌のクローバー賞では楽に3番手の好位を追走すると、直線での追い比べからは遅れたものの、それでも勝ったブラックオニキスからコンマ6秒差。中央でも十分に通用しそうなスピードを持っている。
エイシンクローバーは、芝1800メートルのコスモス賞で3着。前2頭からは離されたものの、地方馬では唯一上り35秒台で直線伸びを見せ、芝適性の高さを見せた。ダートよりも芝でこそというタイプのようだ。
ミルグラシアスは芝の経験こそないが、ブリーダーズゴールドジュニアカップで差のない3着など能力は高い。
地元勢では、若鮎賞2着のリュウノチーノが、強力な北海道勢を相手にどこまでやれるか。
◎3タイセイプロスパー
◯5エイシンクローバー
▲2ミルグラシアス
△10リュウノチーノ
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