NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
この開催では吉野ケ里記念ステップ(1着馬に優先出走権)としてA級馬による1400メートルのS2重賞が2レース組まれている。水無月賞には9頭の登録があったものの出走は7頭で、A2級から挑戦のテイエムチカラ以外の6頭はA1格付け。そして翌26日の黒髪山賞はA2級馬による争いとなっている。
格付けはA2でも、やはりテイエムチカラが強そうだ。中央500万下から転入して1400メートル戦のみを使われ9戦7勝。前走は外枠からでもすんなりハナを奪って、最後は2着3着馬に差を詰められたもののまだまだ余裕があった。今回は最内枠に入って、ここもすんなりハナならあっさりという場面もありそうだ。
相手はモエレジュンキン。九千部山賞ではテイエムチカラの3着だったが、続く前走の多良岳特別は1番人気にこたえて完勝。不良馬場とはいえ勝ちタイムの1分27秒0は、テイエムチカラの持ちタイムを上回る。好調持続なら逆転もあるかもしれない。
コウユーヒーローは、昨年後半に九州大賞典2着、中島記念3着とS1重賞で好走するなど実績では最上位。佐賀転入初戦に1400メートルのS2重賞を勝っているが、今回は久々の1400メートル戦でどうか。
中央から転入2戦目のイタリアンネオは変わり身に期待。
◎1テイエムチカラ
○6モエレジュンキン
▲5コウユーヒーロー
△2イタリアンネオ
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