NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
19日、園田ののじぎく賞では、高知のディアマルコが、断然人気のクラトイトイトイと追い比べとなって競り落として快勝。そのディアマルコが2歳時の金の鞍賞では3着だったということだから、高知にはそうした全国レベルの馬がほかに何頭かいてもおかしくないということだ。
その金の鞍賞を制した2歳チャンピオン、ブラックビューティが本命。今回の出走メンバーのほとんどが、古馬C2またはC3でようやく勝ち負けか苦戦という実力。対してブラックビューティは、年明け後のC1戦で2着3回、4着1回と互角の勝負。土佐春花賞は2着だったが、勝ったキモンクラブは大井に移籍してしまった。ブラックビューティの実力が抜けていると見る。
相手はサプールコンゴ。土佐春花賞では2着ブラックビューティに2馬身半差の3着。その後古馬C3戦を連勝して、兵庫チャンピオンシップJpnIIはさすがに惨敗だったが、土佐春花賞当時より力をつけている可能性はある。
セイエスパーニャは、中央未勝利から転入して、2着、2着のあと3連勝。ここ2戦の勝ちタイムからもサプールコンゴあたりとは差がなさそう。
金の鞍賞2着、土佐春花賞4着だったハルノフェスタ、浦和から転入して古馬C1戦でやや苦戦のスティルフルらも連下では押さえておきたい。
◎5ブラックビューティ
◯10サプールコンゴ
▲9セイエスパーニャ
△1ハルノフェスタ
△8スティルフル
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