グランダム・ジャパン3歳シーズンの第2戦。第1戦の浦和・桜花賞に出走していた馬こそいないものの南関東から2頭が遠征してきた。あと一歩で桜花賞に出られなかったという2頭で、このメンバーに入ればやはり能力上位と見るべきだろう。
ハッチャンハッピーは前走大井のたんぽぽ特別では好位を追走して惜しくも3/4馬身で2着だったが、その勝ち馬オウカランブは桜花賞に出走して逃げて5着とまずまず好走していた。3走前から2走前に2連勝と調子を上げてきていただけに、桜花賞に出ていれば掲示板は狙えたかもしれない。遠征しての初タイトルに期待したい。
南関東2頭の間に割って入るかどうかがスマイルプロバイド。園田プリンセスカップからの秋3戦は思わぬ大敗が続いたが、その後は再び3連勝で園田クイーンセレクションを制した。2カ月ぶりの実戦に加え、初めての遠征競馬でどんなレースを見せるか。近年の東海地区の重賞では兵庫勢の活躍が目立つだけに勢いで突破もありそう。
クラトイトイトイは、1番人気に支持された、たんぽぽ特別ではハッチャンハッピーと同じような位置を追走したものの、直線差を広げられハッチャンハッピーから3馬身半差の3着。巻き返しがあるかどうか。
高知生え抜きのディアマルコは、笠松のラブミーチャン記念に遠征して4着があり、地元の金の鞍賞はやや差があっての3着。ここ2戦で古馬C2級2連勝と調子を上げてきているだけにこのメンバーに入ってどうか。
地元勢では、ここ2戦連続で逃げてカツゲキキトキトの2着のホウライマリーン、2連勝で3歳特別を制したケイティマーヤが遠征勢に対してどこまで食い下がれるか。
◎1ハッチャンハッピー
◯7スマイルプロバイド
▲6クラトイトイトイ
△5ディアマルコ
△12ホウライマリーン
△8ケイティマーヤ
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