黒船賞JpnIIIで地方最先着の5着と好走したスクワドロンは、4月6日の大井・東京スプリントJpnIIIに登録があって、そちらに出走するのかどうか、ここは不在となった。それでも1着賞金100万円というにはもったいないとも思えるすごいメンバーが揃った。
本命はサクラシャイニー。黒船賞JpnIIIは1番枠から控える競馬で見せ場をつくれなかった(11着)が、船橋の総の国オープンを制したという実力はやはり上位。高知同士のレースならまだ負けたことがなく、このレースには連覇がかかる。
メイショウツチヤマは、中央から転入後11戦して、負けたのは高知県知事賞の7着と、黒船賞JpnIIIの9着だけ。地元同士ならまだ底を見せていない。黒船賞JpnIIIではサクラシャイニーに先着したが、強いメンバー相手のいわば惨敗で、その着順はあまり意味のあるものではなく、あらためてサクラシャイニーとの対戦は興味深い。
マウンテンダイヤは、黒船賞JpnIIIトライアルでは強敵相手に2着が2回で本番への出走が叶わず。一線級が相手となるとあとひと押しが足りない感じ。
エプソムアーロンは押し出される形で△。明らかに距離不適だった高知県知事賞は度外視で、地元同士なら常に3着以内に善戦。とはいえ12歳になってさすがに全盛時の力を臨むのは厳しい。
ニシノファイターは門別では重賞で上位常連の実力。高知転入初戦ではスクワドロンも負かしている。このメンバーに入って、あらためて実力が問われる。
ブラックバカラは、地元に限れば4連勝中と好調。ただ今回はいかにもメンバーが揃ってどこまでやれるか。
◎3サクラシャイニー
◯4メイショウツチヤマ
▲5マウンテンダイヤ
△8エプソムアーロン
△2ニシノファイター
△11ブラックバカラ
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