NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
土曜日のA2級の嘉瀬川賞に続いて、A1級馬によるはがくれ大賞典のステップレース。それにしても、嘉瀬川賞、鏡山賞ともに10頭の登録があって、それぞれ7頭立て、6頭立てという少頭数はちょっとさびしい。
スイングエンジンは、2走前の雲仙岳賞では、その後中島記念を圧勝するキョウワカイザーにクビ差の2着があり、年明け初戦の九州オールカマーではバンブーリバプールに半馬身差の2着で、3着のセイリオスには3秒3もの大差をつけていた。キョウワカイザーもバンブーリバプールもここには登録だけで回避とあれば、10歳とはいえスイングエンジンの実力が抜けている。
6頭立てとはいえ相手が難しい。ここは中央1000万条件から転入2戦目のヴィルトグラーフでどうだろう。転入初戦となった1400メートルの唐津湾賞は7着だったが、中央時代はダートの1700メートル以上しか出走経験がなかった。2戦目の慣れと適距離に戻っての巻き返しに期待する。
マイネルパルフェは、一昨年のはがくれ大賞典で3着という実績もあり、その後もS2重賞なら常に勝ち負けという実力。
距離に不安はあるがタイセイマスタングも3着争いなら。
◎6スイングエンジン
◯2ヴィルトグラーフ
△4マイネルパルフェ
△1タイセイマスタング
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