NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
今開催は佐賀記念JpnIIIが行われたため、A1A2戦として組まれたのは1400メートルのこの唐津湾賞だけ。
木曜日に行われた佐賀記念では、結果6着だったとはいえ地元期待のキョウワカイザーがクリノスターオーを制して単騎逃げに持ち込み見せ場をつくった。そのキョウワカイザーを相手に、前走球磨川賞で果敢に先行して一騎打ちを演じたのがモエレジュンキン。直線で振り切られたとはいえ1馬身差で、3着以下は寄せ付けなかったという実力なら、このメンバーでは力が抜けていると見てよさそう。
エイシンガリレイは、昨年3月28日の佐賀弥生賞以降、15戦して11連対、中島記念以外はすべて4着以内に好走している。前走有明特別でも、S2重賞なら上位常連のミスタージャック、コパノエクスプレスらをしりぞけた。モエレジュンキンは強そうだが、相手筆頭は譲れない。
コパノエクスプレスもA級のS2重賞や特別戦で常に上位を争える実力だが、エイシンガリレイと比較すると安定感に欠ける面がある。
中央からの転入しての2戦がともにコパノエクスプレスと差のない競馬をしているカシノタロン、中央1000万から転入初戦となるヴィルトグラーフらは連下争いまで。
◎10モエレジュンキン
◯5エイシンガリレイ
▲8コパノエクスプレス
△4カシノタロン
△6ヴィルトグラーフ
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