NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
3歳馬によるS2重賞で、1、2着馬には2月21日の飛燕賞への優先出走権が与えられるステップ競走。
北海道1勝から転入したサプールは、カペラ賞こそ3着だったが、その後2連勝と順調。前走筑紫野賞は、ぴたりと2番手追走から、逃げ粘っていたストームメイをゴール前で突き放すという余裕の勝利。カペラ賞で先着された2頭が不在となれば3連勝が期待できそう。
強敵となりそうなのが船橋から転入初戦のドンブルーローズ。花吹雪賞まで5連勝のドンプリムローズと同じチームがここを獲りにきた。サプールと同じく門別ではJRA認定ではない未勝利戦を勝ったのみで、南関東の2歳特別で3着という実績なら、あっさりという可能性も十分。
タイムオブレディーは年末のアルデバラン特別でサプールから差のある3着だったが、花吹雪賞では離れた4番手から4コーナー内を突いて直線一旦は先頭という見せ場。最後はドンプリムローズとプリモプレストにとらえられたが、惜しい3着だった。展開次第ではここでも見せ場はありそう。
筑紫野賞でサプールの3着だったスラッシュ、花吹雪賞では最低人気ながら2着と好走したプリモプレストなどもまだまだ変わり身はありそう。
◎6サプール
◯4ドンブルーローズ
▲8タイムオブレディー
△1スラッシュ
△7プリモプレスト
背振山賞の出走表はこちら