NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
姫山菊花賞で2歳時以来久々に地元で重賞を勝ったエーシンクリアーだが、続いて期待された園田金盃では好位を追走しながら直線では他馬と脚色が同じになって4着。道中は内で包まれてしまい、勝負どころで脚の使いどころが難しかった。今回はトップハンデ58キロと条件は厳しくなるが、重賞での実績上位は間違いない。
摂津盃が9番人気で3着、園田金盃も10番人気で3着と、低評価を覆す好走を見せているのがオーケストラピット。常に後方追走から直線勝負。園田金盃でも直線では1頭だけ際立つするどい末脚で追い込んだ。ハンデ53キロだけに今回も得意の末脚で見せ場以上を期待したい。
なぜか新春賞になると、あっと驚きの快走を見せるのがニシノイーグル。2013年こそ1番人気での勝利だったが、2014年は5番人気で勝利、2015年も5番人気で2着と、3年連続で連対。鞍上が川原正一騎手に戻るだけに、向正面からのマクリに期待だ。
A1特別を2連勝して重賞初挑戦となるのがアクロマティック。この馬も末脚勝負の直線一気というタイプ。ただ1400メートルを中心に使われているだけに距離延長がどうだろう。
園田金盃では北海道の五十嵐冬樹騎手で2着に好走したサウスウインドは、今回もハンデ56.5キロなら好走は可能。
3歳時はオオエライジンのライバルであり、重賞5勝の実績があるホクセツサンデーは、前走が1年ぶりの復帰戦。どこまで調子が上がっているか。
◎6エーシンクリアー
◯5オーケストラピット
▲1ニシノイーグル
△4アクロマティック
△3サウスウインド
△7ホクセツサンデー
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